【レビュー】「トルベイグ」スコットランド スカイ島第二の蒸留所 

レビュー

スコットランドのスカイ島に位置するトルベイグ蒸溜所は、比較的新しい蒸溜所として注目を集めています。2017年に稼働を開始したこの蒸溜所は、スカイ島特有の自然環境を活かしながら、モダンなアプローチでウイスキーづくりに挑戦しています。

スカイ島といえば「タリスカー」ですよね。
タリスカーを愛してやまない私、トンガリマスターが今回は、「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ2」をレビューします。

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ2とは

2017年より稼働した新規の蒸留所トルベイグ蒸留所。なんと言っても注目は蒸留所の場所。
スコットランドのスカイ島。そう、このスカイ島は有名なタリスカー蒸留所があるところ。なんと、190年ぶりに2回目の蒸留所なんです。
タリスカー好きにはもう興味と興奮しかありませんよね。

そこで、満を持して発売されたのが、「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ 2017」

こちらはファーストエディションと言うことで、お察しの通り、まず手に入りません笑

見かけることがあったら迷わず注文しましょう。

続く第2段として発売されたのがこの「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ 2エディション」です。

トンガリ<br>ボウヤ
トンガリ
ボウヤ

疑問なんだけど、いきなり「レガシーシリーズ」ってどういうことなの?

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

いい疑問だね。私がお答えしよう。

2028年頃に「トルベイグ10年」の発売を予定していて(2017年蒸留所稼働しているため)そこまでの成長の過程を、レガシーシリーズという冒険になぞらえているんだって。

今後、レガシーシリーズの第三弾、第四弾のリリースも予定されているとか。「トルベイグ10年」の一つの完成形に向けて、ワクワクの期待しかありませんね。

この注目と期待のウイスキー「トルベイグ」を早速レビューしていきます。

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詳細情報

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

まずはストレートでのレビュー

1. 外観

グラスに注ぐと、淡いゴールドが輝き、非常に透明感のある美しい色合いが特徴的です。アルコール度数が46%とやや高めながら、液体の粘性は軽やかで、細かい脚がゆっくりとグラスの内側を流れ落ちる様子が印象的です。

2. 香り

香りの第一印象は、バニラやキャラメルのような甘さがふわりと漂いそこからツンとスモークとシトラスをまとったアルコール感がやってきます。若さがいい味を出しています。
さらに奥からはスカイ島らしい塩気を感じるミネラル感が顔を覗かせます。さらに時間が経つにつれてトロピカルフルーツのような明るいニュアンスが広がります。

香りの変化が豊かで、味わう前から期待が膨らみます。

3. 味わい

口に含むと、最初にピーティーなスモーク感を感じると思いきや、モルティーな甘さが、レモンやライムのような酸味とともに広がります。そこへしっかりとピートがやってきます。
口いっぱいに若々しいピートが襲ってきます。ピート好きにはたまらないでしょう。奥からまるでスカイ島の波に乗るかのように潮気がやってきます。
その後の余韻は、甘さとスモーキーさがバランスよく優しく包み込んできます。複雑ながらも軽快さもある。美味しいです!

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

次はハイボールで!

ハイボール

口に含んだ瞬間、ガツンと若々しいピート香。薬品的なピート感が広がったと思ったら、スカイ島の潮気が荒々しくやってくる。
スカイ島といえばタリスカー。タリスカーの「それ」のような海の潮気をしっかり感じられます。

その後、甘みが繊細に包み込んできます。
スモーキーさだけでなく、甘さもしっかり兼ね備えており、ハイボールにしても骨格が崩れません。

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

まるで、「早く大人になりたい青年が、少し背伸びしているような」そんなウイスキーです。

まとめ

「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ2」は、トルベイグ蒸溜所のポテンシャルを感じさせる秀逸なウイスキーです。ピートをしっかり堪能でき、それでいて全体が軽やかな為、ストレートでもハイボールでも気軽に楽しめます。また、バランスの良さもポイント。

ウイスキー初心者からピート愛好家まで幅広い層におすすめできる一本であり、特にスカイ島のウイスキー「タリスカー好き」の方には最適な選択と言えます。

また、料理とも相性がいいので様々なペアリングを見つけながら、楽しむこともできそうですね。

私の超個人的な感想ですが、トルベイグは、、、

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

タリスカーとキルホーマンを足して二で割ったようなウイスキー

様々な意見あると思いますので参考までに。

トルベイグのレガシーシリーズ。「トルベイグ10年」へ向けた冒険は始まったばかり。これからの活躍に期待しかありません。第三弾、第四弾を楽しみにしていきましょう!

トンガリ<br>マスター
トンガリ
マスター

最後までお読みいただきありがとうございます。
私のお気に入りの1本「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ2」のレビューでした。

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